2020年問題

2020年には、省エネ基準が義務化になり、省エネ住宅以外は建てることができなくなってしまいます。
また、大工さんもなんと18万人に減ってしまう!(2000年にはなんと62万人もの就業者数がいたそうです)

そんな話を、昨日JBN・全国工務店協会の青木会長の講習会で社長が聞いてきました。

ぞっとする話ですが、だからちゃんと大工さんを育てて行かないといけないんです。
しかも、この大工さんは組立屋さんではなく、ちゃんとした墨つけ・加工が出来る大工さんです。
一人前になるには、何年もかかりますがこういう大工さんがいることが、大永建設の財産です。

あったかい家に住みたいな③

ではどんな断熱材がいいのか?
熱伝導率が小さくて、より厚いものが入っている方が性能がよいということは前回書きました。
具体的には?とよく質問されます。
もちろん、大永建設ではFPの家をご紹介していますので、FPの家の場合は
壁の断熱材で、熱伝導率0.024 厚み105 ですので、断熱力(熱抵抗)は4.37になります。
似たような断熱材で、現場発泡のウレタンという商品がありますが、こちらは熱伝導率0.034 厚み 105ですと、断熱力は3.08になります。

たったの1.29しか差がないじゃないかと思うかもしれませんが、その差は30%!
つまり3割断熱性能が違う=壁から逃げる熱(光熱費)が3割違うということです。

私が断熱材を選ぶ理由は、もちろん断熱性能!
その後に、施工性、経年変化を検討します。
断熱性能が良くても、施工が難しかったり、10年後・20年後に大幅に落ちるようではオススメできません。